「幻神〜牙の聖夜〜」
貴方は夜よりなお深く、闇よりなお暗い深遠の中で繰り広げられた闘いをご存知だろうか?
神話の時代より続き、そして現代にあっても留まる事の知らぬ闘いを。
もとめるのはただ勝利のみ。
得るものは己が誇りのみ。
そんな心に宿った信念すら忘れてしまう程長い時の中を――。
今日もまた、何も齎されないただ己が欲望のまま行われる闘いが始まる。
――肉体を失った神……『幻神』と、そんな『幻神』に選ばれた生贄……『神子』達の闘いが。
村の概要
- 企画者:shirfide
- 開催時期:未定(順番だと4月中旬から5月か)
- 開演場所:人狼物語 ─幻夢─(もしくは人狼物語)
- 種別:完全RP村
- キャラセット:幻夢セット
- 募集人数:15人(±2?)
- 進行:48h・3日目以降24hコミット進行(但しPLとの相談如何では変更あり)
- 発言制限:多弁(1500pt・36act/1日)
- 文章:人狼物語 幻夢
- 編成:未定
- アンデッド:OFF
- 閲覧制限:なし
- 更新時刻:7:00
- 更新リミット:特になし。夜通しバトルして、朝更新がいいかなと。無理だけは禁止です。更新時間にご意見あればお願いいたします。
- そういえばこれを言い忘れていたような……。イメージは審問や物語であったFate系RPに近くなります -- shirfide? :
参加CO
No | お名前 | 自己紹介など |
01 | shirfide | 人集まるといいなぁ |
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13 | たすく | 桜花と咲村次第ですが意思表明をば |
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15 | syugetsu | こっそりと参加表明 |
- ちょっと時期的(4月〜5月)に予定が不明瞭なので、補欠(様子見)でこちらにこっそりお邪魔します。 -- kairi? :
- kairiさん、了解しました〜。4〜5月無理でもこの月なら大丈夫って日にちあれば変更も可能なのでよければ教えてくださいな〜 -- shirfide? :
神話
かつて、人類が把握するよりも太古の昔。
ここは108の神々とその眷属が支配する楽園であった。
しかし、とある神がこう発言した。
「私は神々の中で一番優れているのに、何故他の神と同等に扱われなければならないのか?」
すると、それを耳にした別の神がこう続けた。
「いや、一番賢いのは私だ。ならば、私の言う事が重要であろう」
それを聞いた他の神々も、各々が一番優れていると口にするようになり、それは何時しか眷属をも巻き込んだ戦争へと発展した。
戦争は約10000年も続いた。
その間に一人、また一人と神々と眷属は傷つき倒れていった。そして最後の決着がついた時、この戦いに参戦しなかった一人の神を除いて、残り107の神とその眷属は死に絶えていた。
生き残った神は嘆いた。
「神と口にしているにも関わらず、尊い命を自分達の自己満足のためだけに消費してしまった。これは嘆かわしい事だ」
そして一頻り嘆き終わると、神様は眷族に向かってこう述べた。
「私は失われた命が再び真っ当に生きられるように、世界を再編しようと思う。しかし、そうなれば貴公達も再び0から進化のやり直しを余儀なくされてしまうだろう。もし、私の考えに反対の者は、遠慮はいらない。私を殺して今後も末永く繁栄して欲しい」
そんな神の命に対する思いに生き延びた眷属達は感動し、例え0からの再出発になろうとも、主神の望むように再び繁栄し、また神を心から敬おうと。
眷属の決定に神は涙を流し、謝罪と謝礼を述べながら頭を下げ、そして自らの肉体を使い、命ある者が命を最大限に生かして生きている世界を再編した。
これが、今地球上に生きる生命の根源の物語である。
神話の闇
107の神々は肉体を失った。
しかし、魂は生きていた。
元々神々は人の姿をしていた。だが闘いの時には自分達の眷属と同じ姿に変身する『獣神』であった。
神々は肉体を失った時と同じ獣の姿のまま、戦わずして唯一神になった神を怨んだ。肉体を失った所為か蘇ると言う奇跡の力を行使できなくなっていたからだ。
だが唯一神の決断を耳にした時、神々はほくそえんだ。
自分達は今は魂だけの存在。つまりは『幻神(ゲンシン)』である。
世界の再編を行うのであれば、自分達もその中に飛び込む事で、復活が可能ではないか? と。
だが唯一神もそんな『幻神』の思惑に気付き、再編直前に邪な再編を隔離する事に成功した。
それでも『幻神』は諦めなかった。
再編に入れないのであれば、別の方法で蘇れば良い。
そう考えた『幻神』は、獣神だった際に使用していた武器や獣の体の一部を聖痕に作り変え、蘇ってきた生命に宿る事にした。
と、同時に、再びあの闘いを思い起こした神がこう言った。
「どうせ復活するのであれば、昔の決着をつけないか? そして我々が直接闘うのではなくて、ゲームをしないか?」
そんな悪戯心が長期に渡る闘いに飽きていた神々の中に浸透した。
「聖痕を宿らせた生命に『幻神』を『現身(ゲンシン)』させ、それと同時に聖痕を宿らせた生命同士で殺し合いをさせよう」
107の『幻神』達は喝采した。
それは面白そうだ。そうしよう。そんな賛成の声が上がっていく。
しかし、こんな企みもまた、唯一神は聞き逃さなかった。だが唯一神もまた再編のために肉体を失ったため、かつてのような巨大な力を持ち合わせている訳ではない。ならば107の神々の思惑通りにさせぬように己も参戦しよう。
そう決意し、他の107の『幻神』と同じく、自分の聖痕を作り上げて再編した世界に降りたった。
神々の武器や獣の体の一部を模した聖痕は、長い年月の後に『牙(タスク)』と呼ばれるようになった。
そしてこの108の聖痕が降り注いだ日は『牙の聖夜(タスク・オブ・レイン)』と呼ばれるようになった。
言葉の解説
獣神(ジュウシン):
かつて世界を支配していた超上の存在。普段は人型だが、力を解放する際に獣や半獣人へと姿を変えるため、こう呼ばれている。
唯一神(ユイイツシン):
生き残り、今の世界を作った神。眷属は人であった。
幻神(ゲンシン):
神が肉体を失い魂だけになった存在。
神子(ミコ):
幻神が聖痕を宿らせる人間の生贄の意。
現身(ゲンシン):
神子が儀式を行い、幻神に仮初の肉体を与える事。
牙(タスク):
『獣神』時代に神々が使っていた武器や獣の時の牙や爪など肉体的武器を聖痕の形に封印したもの。『神子』と『現身』した神が望めば実体化して実用可能な武器となる。
『神子』希望
No | お名前 | 自己紹介など |
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- 一応村建て人なので、一番最後にあまりもので入ります。(神子か幻神どっちかで -- shirfide? :
『幻神』希望
No | お名前 | 自己紹介など |
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舞台及び基本設定
深遠よりもなお深き闇の中で、古から一つの闘いが続けられていた。
魂だけとなり『幻神』となった神々の戦いだ。
人を『神子』として選定し、彼らを媒介に現世で活動できる仮の肉体である『現神』を召還させ、『神子』が命を落とせば代わりを用意するという最低の闘いだ。
それでも神の僕として『神子』達は戦い続けていた。
神の魂を聖痕――『牙』として身体に浮かび上がらせ、そして神の魂を『現身』させ、神の武器を手に行われる命のやり取り。
神に選ばれたという無意味な誇りをかけ、今日も闇の中で『幻神』と『神子』の闘いは続いていく。
審判
この闘いには、一人だけ神子自身の体に幻神を召還できる審判役が存在します。彼がゲームの開始を宣言する事で闘いが開始されます。
『神子』と『幻神』について
特に制限はありません。『神子』が双子でも『幻神』が双子でもOKです。但し人数の都合上三つ子はご相談ください。
また『幻神』で『唯一神』を選択した場合は、眷属が『人間』のため、武器など他の『獣神』に比べて弱い状態となります。しかし、その状態でどう勝ち続けるかのRPするのも楽しいかと思います。
『現身』儀式
基本的には魔術や日本密教的な儀式。
しかし、『幻神』としては別段そんな必要はないが、肉体を持っていた頃の力をなるべく使うには儀式があった方が良い。
戦闘について
まずキャラ決定時にどの『神子』と『幻神』が組みたいか決めていただきます。
(『牙』は『幻神』PLが決定してください)
組んだ『神子』と『幻神』は、どのペア(もしくはコンビ)と戦闘したいかを後日設置予定の掲示板にて報告。戦闘開始は通常のバトルRPと同じですが、戦闘結果は掲示板で決めた形に収まるようにお願いいたします。
(どうしても決めにくい場合のみ、ダイスにて決定)
狼について
唯一神側が圧倒的に人数が少ないため、狼は唯一神側とします。
もし他の幻神で狼側がやりたい方は相談ください。
吊り・襲撃
後程相談専用の掲示板を設置します。そこで相談を行っていただく予定です。
墓下関係
吊り・襲撃により変化。
戦闘から脱落した生きている『神子』→墓下で生きているRP(予定)。
戦闘から脱落した死んでいる『神子』→死んでいるため、各々が考える死後の世界や上の世界の観察など、お好きにしてください。
戦闘から脱落した『幻神』→基本的には死んだ『神子』と同様。但し、負けた『幻神』は勝った『幻神』に従属となります。
(しかし力の酷使はできませんので、上ではより強くなった『幻神』の闘い、墓下では応援的な感じです)
『唯一神』のみの特別設定
神話で前述通り『唯一神』は他の『幻神』を止めようとしているため、負けて従属する訳にはいかないので、『神子』となった人から逃げていきます。
環境その他
現代。別にファンタジーな設定ではありません。
時間帯はリアルに合わせて。
今回の舞台
注意:村立て人はアスキーアートなど使えません。そのため、地図などないです;;申し訳ありません。
安威華町(アイカチョウ)。
安威華駅を中心にフランスのパリのように完全環状網が整備されている。
また、中心をオフィス街、北部・南部を住宅街、東部を商店街、西部を工業地帯と区分けされているのもポイント。
ただ、東部であろうと西部であろうとそこに住んでいる人はいるため、教育機関などは分散している。
太平洋に面しており、四季を通じて暖かい。また気候によっては雪が積もる事もある。
各地区の重要拠点
《北部》
安威華北駅:
北部の中心的駅。南口から伸びる全長五百メートルのアーケード商店街を持っており、夕方には買い物客。夜には会社帰りのサラリーマンやOLで賑わう。
県立安威華北高校:
県でも有数の進学率を誇る県立高校。全四階。上から見るとカタカナの「コ」の字をしている。
一階が特別教室と購買部、また体育館への渡り廊下。
二階が三年教室と職員室、校長室。
三階が二年教室、それに芸術系特別教室に図書室。
四階が一年教室、各教科の資料準備室。
屋上は閉鎖。職員室にある鍵でしか開錠不可。
《南部》
安威華南駅:
南部の中心駅。駅の東西に商店街がある。北部に比べて古めかしく昭和初期を貫いているような雰囲気の店も多々存在している。
安威華南コミュニティセンター:
中心にある円形の受付から三方向へ伸びる渡り廊下を抜けてイベント会場、体育館、図書館に移動できる総合住民施設。また外にはグラウンドも完備されており、毎月第二第四日曜日にはフリーマーケットが開催されている。
《東部》
アウトレットモールRAIN:
大型アウトレットモール。安威華町でここにさえ来たら揃わぬものはないと言われるほど、店舗数や品数は豊富である。売っているものに応じて五本のアーケードが存在しており、それが平行に並んでいる。
安威華港:
安威華の海の玄関口。名産物はマグロ。最近は近代化のせいで港の至る所が工事中である。
《西部》
安威華工業地帯:
大手家電メーカーの下請け工場が寄り集まっている場所。但し最近の不況の煽りか、廃業に追い込まれている工場も少なくない。そういう工場は家出した学生や不良の溜まり場となっている。
医來会総合病院:
安威華町に点在する医來会グループの中心総合病院。世界的に有名な外科の権威がいる。
《中心部》
安威華パークタワー:
安威華町で一番の高さを誇るオフィスタワー。屋上にはヘリポートが完備されている。最上階展望室からの眺めは町を一望できる。
大まかな流れ
幻神はゲームを行っているため、開始日に自らを召還するように手配します。偶然必然はパートナーとなるべく相手とご相談ください。
プロローグ
パートナーとなる幻神の召還、また闘いの進め方の相談や互いの性格把握など、お好きにRPを行ってください。また縁故関連も特に制限はありません。
1日目
基本、プロローグと同様。簡単な小競り合いなどを交えてもいいかもしれません。
但し、一日目の最後に審判が闘いを宣言するまで致命傷は避けてください。
(審判は初日に宣言した後は、基本的に成り行きを見守るだけです)
2日目以降
掲示板で相談したバトルRP以外はお好きに行動してください。
開始日アンケ
質問その他
疑問点などありましたら、こちらへ。