自己紹介/たすく@幻夢管理ねこ

ラスファ魔法学院とは

『刻の狭間の海』を彷徨う流浪大陸ラーン。 その東部に位置する魔法王国ルーの王立学院です。 創立者は『光輝の魔導王』として知られる、アルシオン=リヒト=シュトラール。 全寮制の魔法学院で、様々な分野の魔法が研究・学習されています。 学院長は十五の学科の総括を勤める十五人の導師の中から、特に能力の高い一人が選ばれ、就任しています。

学ぶ生徒は、種族も年齢も様々。 世界的な特性(他世界との接点が開きやすい)事もあり、異世界から空間転移してきてそのまま保護の名目で入学する、というケースも少なくありません。

学科について

十五属性の名称を冠した十五のクラスが存在しています。 内訳は以下。

大地:神聖魔法(初級) 流水:精霊魔法(初級) 火炎:古代語魔法(初級1) 疾風:次元魔法(初級) 氷破:古代語魔法(初級2) 翠樹:精霊魔法(上級) 雷撃:魔法剣技 陽光:神聖騎士道 月闇:古代語魔法(上級) 影輝:魔導占星学 天聖:神聖魔法(上級) 精神:上位古代語魔法 生命:治癒魔法 時空:次元魔法(上級) 機鋼:魔導錬金法

学科編入・転科について

学院に入学すると最初に簡単な適性試験を受け、それぞれの特性にあった初級クラスへ編入されます。 雷撃・陽光などの複合クラスや影輝・機鋼などの特殊クラスへは基本的には転科によってのみ所属できますが、ごく稀に最初の適性試験の結果で編入される場合もあります。 生命は初級~上級までのカリキュラムを一つの学科内で履修します。 一つの学科は4年制。2年の基本過程の後は、昇級試験を受ける事によりいつでも初級から上級への転科に挑戦できます。 留年は、一つの学科につき2年まで許容されています。最大で6年生まであり、という事です。 6年目の年度末に最後の試験を受け、合格できなければ強制退学、という形になります。 また、学生として在籍できるのは合計で20年が限度。 それ以上の在籍を望む場合は、導師資格取得課程を専攻し、導師号を得る事で、放逐されるか自分から離れるまで学院に居つく事が可能となります。 一般的な転科パターンは、次のような感じ。

火炎or氷破→月闇→精神 流水→翠樹 大地→陽光or天聖 疾風→時空 流水、火炎、疾風、氷破→雷撃

年に数回行われる迷宮実技試験を突破すると、その時点で上級や特殊クラスへの昇級ないし、卒業の資格を得る事ができます。

各魔法について

簡単な設定のみ記載します。 書いていない部分は、適当に埋めてください。無敵すぎたり便利すぎたりしなければ、基本OKです。

古代語魔法(初級:火炎・氷破 上級:月闇)
自身の精神力を持って、周辺の万有物質(マナ)に干渉。 それによって空間のバイパスを開き、接触した精霊を古代の魔法言語によって束縛して、その力を引き出す系統の魔法。強制を伴うため場所に左右される事はない。 攻撃・防御・支援・探索補助・移動など、系統のバランスはよいが、回復はほぼ不可能。 呪文を使う際には、精神集中の媒体となるもの(魔法の杖や護符、指輪など)と詠唱が必須。 また、猫やカラス、蛇、フクロウなどの動物と契約を結び、使い魔として連れ歩く事が可能。 使い魔とは感覚を共有し、同じ痛みや疲労を感じる。
精霊魔法(初級:流水 上級:翠樹)
精霊語での語りかけにより接触した精霊との信頼関係と友愛に基き、力を借り受ける系統の魔法。精霊召喚魔法も、この系列に分類される。 その精霊の力が及ばない所(砂漠で流水属性)などでは、呪文そのものを用いる事が不可能。 古代語魔法同様、バランスのよい呪文が揃い、使用者は女性に限られるものの、回復系もあり。 ただし、場所の影響を最も強く受ける。
☆古代語魔法と精霊魔法の同時習得について
同じ精霊由来のものでも、支配による強制と友愛に基づく助力という真逆の特性を持つこの二系統の魔法。 【知識・技術として同時に習得する事は可能】。 が、古代語による接触は、『会話が成立しない(一方的な使役なので)』ので。 それを用いる事で、『会話によって成立する』精霊魔法は、使用時の失敗率が高くなっていく(お願いきいてもらえなくなる)、という傾向がある。 このあたり、使用者の性格的な部分による所が大きいため一概には言えないものの、転科のパターンを考える際は御一考を。
神聖魔法(初級:大地 上級:天聖)
神聖言語による、神への祈りによって奇跡をもたらす系統の魔法。 魔法学科というよりは、宗教学科的な意味合いが強め。 回復・支援系の呪文が多いものの、攻撃系のものはいわゆる不死怪物に効果覿面。
次元魔法(初級:疾風 上級:時空)
異界龍(プラズムドラゴン)、と呼ばれる異界の存在と盟約し、龍を媒体に異界の力を引き出す系統。異界との接触能力を生かした魔獣召喚の技術などもこの系統に含まれる。 攻撃・防御・支援・移動・回復・補助と一通りの系列が揃い、更に異界龍そのものによる攻撃や支援(直接攻撃やブレスアタック、防御行動など)など、多彩な技能を持つ。 また、盟約した異界龍の恩恵により属性攻撃に対する防御力が高く、異界龍の属性(十五属性から選択。自分の属性とは、必ずしも一致しなくても問題なし)の攻撃によるダメージはほとんど被らない。 ☆異界龍の特殊能力について 異界龍はそれぞれの属性に関連する特殊能力を一つ有する。一般的なものは属性のブレスアタックだが、龍鱗を飛ばして攻撃したりする事も可能。 また、ブレスの効果は直接ダメージを与えるものに限らず、状態異常を与えるものもある。 この特殊能力は、各属性の基礎イメージからかけ離れ過ぎなければ、自由に決定してOK。 また、異界龍は独自の情報・交流ネットワークを構築しており、盟約者同士に直接の交流はなくとも、異界龍同士で付き合いがあったり、相手の噂を聞いていたりしている。
治癒魔法(生命)
対象の生命力、それそのものに働きかけて傷を癒す系列の魔法。 回復と、身体能力を高めるタイプの支援の他、免疫や抵抗力を一時的に高める事で毒や麻痺などの状態異常から保護する呪文などが使える。 反面、攻撃力と呼べるものは皆無。
魔法剣技(雷撃)
古代語、精霊、次元の三系統のいずれかの拾得者は上級魔法を習得する代わりに剣技を学び、魔法剣士としての道を進む事ができる。 魔法剣技は文字通り魔法と剣技を組み合わせたもの。武器への魔力付与や、武器を媒介にした攻撃魔法などが主体。 ちなみに魔法剣士は精神の集中が必要となる点などから軽装である事を要求され、一般に、『速くて脆い』という認識がされている。
神聖騎士道(陽光)
神聖魔法の取得者が進める。最初からここに編入されるという事は極めて稀。 聖騎士、と呼ばれる双女神の承認を受けた騎士になるための修行を積む学科。大地学科で学んだ事に加え、槍術、馬術、礼儀作法など、騎士に必要な講義を受ける。武芸の講義が多めの学科。 ちなみに、こちらは『遅くて硬い』という認識が一般的。
上位古代語魔法(精神)
基本は古代語魔法と同じ。 ただし、こちらでは古代語よりも更に力の強い、上位古代語と呼ばれる言語で構成された遺失魔法の研究が行われている。死霊魔法や、悪魔召喚の研究もこの系統に含まれているとか。 上位古代語魔法は一般的な古代語魔法よりも威力が高く、禁忌とされる呪文も多く含まれている。 また、古代語魔法を上位古代語に変換して詠唱する事で、効果を二倍以上に高める事も可能。
魔導占星学(影輝)
様々な手段で気脈を読み、因果律を辿り、未曾有の未来の中から最も『引き当てられる可能性の高い』ものを読み取る占術と、カードを用いた符術と呼ばれる特殊技能を総括してこう称する。 符術は無地のカード(ホワイトカード。単体でも近距離投擲武器として使用可)に、自分の血を使ってルーンを描き、それを言霊によって発動させる事で様々な効果を発揮する、というもの。 初級段階では、ルーンを使ったものしか扱えないものの、上級となるとルーンカードと呼ばれる特殊なカードの図柄を血と魔力で無地のカードに写し取り(魔力複写)、その意味に即した効果を発揮する事が可能。 複数枚のカードを組み合わせる事で、様々な効果を発揮する事ができる。 ただ、複数枚を組み合わせるなら、それぞれの意味をきちんと組み合わせて、意味の通る文章にするのが必須。 気脈を読む手段の一環として精霊や異界との接触を必要とする事もあり、初級では精霊魔法と治癒魔法を平行して習得、上級では異界龍とも盟約して次元魔法を使えるようにもなる。 また、特殊な恩恵を与える使い魔との盟約も可能。 カーバンクルや妖精ネズミ、スプライトなどの妖精と盟約し、その能力を恩恵として身に受ける事ができる。
魔導錬金法(機鋼)
比較的新しい系列の魔法……というか、魔導技術。 周囲のマナに己の精神力で働きかけ、その配列を望む形に変換。 マナそのものからそこにはないものを構築・具象化させる事ができる。 構成の複雑なものほど具象化に必要なマナと精神力が増えるため、大抵は無機物の具象化どまり。 生命体の具象化に関しては、倫理的な問題から基本的には禁忌とされている。 もっとも、現時点の技術では人間やそれ以外の種族を具象させるには至らないらしい。 そして、この技術で食品を練成しても味は良くないらしい。

校内設備

過去開催村の時間軸設定について

魔法学院設定は既に複数回使用しており、その中で共通設定キャラの使用やら何やら色々とあり、独自の歴史のようなものが構築されつつあります。 GMとして使用されるキャラは過去使用キャラが多い(例:36村と51村のゼルギウスなど)ため、設定上の時間軸を明確にする事とします。 村建て各位は設定上の時間軸や、過去キャラ及び過去キャラ関連設定の使用の可否を明確にするよう、お願い申し上げます。

世界設定

『刻の狭間の海』

世界と世界の合間、とでも言うべき不安定な空間。 ラーンの存在する世界は、この不安定な空間を文字通り流浪しています。 このふらついた世界特性のため異世界との接点が生じ易く、そこから人が落ちてくる事が多々あります。 ちなみに、そういう風に落ちてきた人は接点がすぐに離れてしまう事もあり、大抵は帰ることができません。

住人構成

人間やエルフ、ドワーフと言った有名所の亜人種を始め、妖精や有翼人、獣人、魔族などが当たり前に共存しています。 ただし、竜王とその眷族は、ラーンに対しては一切の干渉をしない、と定めているらしく、その姿を見ることはできません。 モンスターとしての中位ドラゴンなら、一般的にも認知されています。

信仰に関して

大陸の主神は、光と闇の双女神。 二人は姉妹であり、宿敵であり、表裏一体存在でもあります。 世界を生み出した『創世神』の娘たちであり、その伴侶たちでもあります。

かつては『創世神』の唯一の伴侶の資格をかけ、自らの使徒たちにその代理戦争を行わせていましたが、数百年前に行われた百度目の戦いの結果、和解。 『創世神』の左右をそれぞれが支える、という立場に落ち着きました。 現在は争う事無く、均衡を保ちながら世界を見守っています。

双女神以外にも、各属性を司る神々が存在しています。

光の魔導師と光輝の杖・闇の貴公子と常闇の剣

かつて、双女神の名代として戦い続けていた者たちと、それぞれの象徴たる聖具。 数百年前、百代目となった名代たちの戦いの末、双女神は和解に至りました。 ちなみに、その百代目たちはどちらもラスファ魔法学院の卒業生です。

永劫者(エターナリア)

何らかの理由で、通常の生を手放した者。 不死・不老を得た者を総称してこう呼びます。 大抵は強大な力を得ているため、世界の事象に対しては中立・非干渉の立場を取る事が多いようです。 学院関係者にも数人、この永劫者に属する者が存在しています。

ルーンカード

主に魔導占星術に用いられる術具の一つ。ラーンでは昔から広く使われています。 25枚1組のカードで、一枚一枚に意味と力が込められています。 大アルカナカードと良く似ていますが、一応ルーツは違うようです。 (※ラーンにおける大小アルカナカードは、光と闇の聖戦終結後に異界から持ち込まれた物が起源です。ちなみに、持ち込んだのは初代影輝学科導師だとか) カードの設定は以下。正位置・逆位置ごとの意味設定も一応ありますが、長くなるので省略します。

名前意 味名前意 味
0混沌根源。全ての始点にして終着13竪琴無にして有
1創造始まり14宣誓偽りなき心
2歯車力の導き手15堕落驕心の芽生え
3聖母母性の象徴16衰退力の衰え
4天帝父性の象徴17流星希望の象徴
5啓示天からの言葉18支配絶対にして不定
6誕生生命の芽生え19慈愛全てを見守る力
7聖戦己の信念20女神裁定者
8覇王強大なる力21未来決して定まらぬ存在
9魔王魔導の象徴22審判全ての裁定
10運命曖昧なる絶大23破滅混沌への回帰
11天秤均衡の象徴24再生全ての再起
12封印絶対の束縛

魔法生物『ふわふわ』

魔法学院の地下に、大量に生息する魔法生物。 パステルカラーのふわふわとした毛玉に、つぶらな瞳がぱっちりと開いている。 小は1センチあるかないか、大は直径2メートルまで、多種多様なサイズが存在する。 微弱なテレパシー能力を持ち、意思の疎通は一応可能。言語は片言・舌足らずに変換される事が多い。 使い魔としての契約も一応できる。 魔力に感応して増殖したりする。 風に乗せると何処までも流れて行く。 抱えていると非常にぬくい。


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Last-modified: 2021-01-06 (水) 22:38:47